「友達」で考える
大学の同級生は、ほぼ同じ業界(医薬品関係)にいる人ばかりなので、考え方が偏っていて面白みに欠けますが、高校時代の友人は最高です。
やっぱりいろんな人と交流するということはいいことです。
音楽の先生や、新聞記者、コンピュータ会社の営業や、建築業界、医者や心理士などさまざまな業界の人がいて、会うたびにいろんな話が聞けて面白いです。
年に2回、私が幹事でお食事会をしていますが、本当に時間が経つのを忘れるくらいに楽しい時間が過ごせます。
打算や計算がない関係はとても心地いいです。
友達の定義ってなんだろうと考えてしまいました。
たまたま近くに住んでいるとか、同じクラスだとかいうだけで、
友達だとは言えませんよね。
また恋人なら「好き」とか「愛している」とかいう言葉でつきあっていることを確認しますけど、友達って、特にお互いに「オレとおまえは友達だよな」って確認しあいませんよね。
なんとなく友達っていう感じなんでしょうか。
「私、○○の社長と友達なんですよね」とか「官僚の○○と友達なんですよね」と言う人がいますが、自慢げにしゃべるのはちょっと違うかな、と思います。
偉い人とつながっていると、あたかも自分が偉くなったような勘違いをしてしまっているんですね。
「虎の威を借る狐」という感じがしてしまいます。