オンとオフ

今日は、ある本の一部を引用します。

「仲間」っていう意味を、
日本の人たちは違う感覚でとらえていると思うことがありますよね。
試合が終わって一緒にご飯を食べに行くとか、
同じホテルに泊まっていて
わざわざノックをして連れ立って食堂へ行くとか。
一緒にトイレまで行っちゃったり(笑)。
そんなの仲間でも何でもないと思うんですけどね。
 
児玉光雄 著:この一言が人生を変えるイチロー思考
イチローさんの言葉はなんだか重いものがあります。
(実はイチローさんは上の娘が通っている高校の大先輩であったりします・・・)

仕事でも一緒、プライベートも一緒というのはどうも日本人的なんですよね。

裏では陰口や愚痴を言い合うのに、公の会議など公式の場となると、偉い人や声の大きい人の意見だけで終始してしまう・・・
どこの組織にもそんな傾向はありはしませんか?

職場でいつもお友達ばかりの仲良しという関係は、馴れ合いという感じがしてお互いに(その組織としても)成長がないのではないかと思う今日この頃。

いろんな人がいろんな意見を言い合って、喧々諤々( けんけんがくがく )としているような環境の方が、発展的ではないかと。